もみじの日記

観劇の記憶を残しておく場所

刀ミュ静かの海のパライソ(9/30マチネ)感想その1

 2021年9月30日12時00分。刀ミュパライソ東京公演を観にいってきました!

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劇場入口にて


 コロナの影響により7公演で中止となってしまった2020年公演。わたしは東京凱旋公演のチケットを持っていたものの、悲しくもただの紙切れに。1年半越しの観劇でした。審神者たちも、きっとカンパニーのみなさんも、みんなが待ちわびていたこの舞台。

 スケジュールの都合により初日の配信はディレイ含め観られず、事前に配信されたミニアルバムもダウンロードせず、2020年公演時のネタバレも一切見ず、初日始まってからはTwitterも見ず。完全なる初見で挑んだパライソ2021。初見だからこそ感じられたこと、考えたことを残しておきたかったので、この記事を書いています。ほら、初見の感想からしか得られない栄養ってあるじゃん?とち狂ったわたしの叫びを面白がってくださいな。

 初日配信は買っていなくて完全にわたしの記憶のみでお届けするので、台詞とか細かいところは違うと思うけど、海のように広い心で許してね!!!考察っぽいこともしてるけど、舞台を観た上でわたしが思ったことでしかないので結局は感想です!(感想というか妄想?)だから変なこと言ってても気にしないでください!


※ネタバレしかしないので、みなさん自分の目で物語を見届けてから読んでくださいね!わたし個人の感想で先入観持つとかはしてほしくないから!まっさらな状態で刀ミュを楽しんでほしいなってのがわたしの気持ち!ネタバレ気にしない方は楽しんでってください!!

 

 

○座席

 これは内容には関係ないのだけれども。今回は見切れ席のチケットで観劇しました! 1バルの上手側。だから中央奥から上手側はほとんど見えてないです。下手側は舞台袖までしっかり見えたけど。円盤や配信ではまず見られないアングルや背景を見られて結構面白かったです。袖で待機している遡行軍さん、ちょっとかわいかった笑 あと、席が舞台からめちゃくちゃ近い!双眼鏡も一応持っていったけど、一回も使わなかった。普通に表情までちゃんと見えました。たしかに舞台上は半分近く見えないけど、これはこれで美味しい席だなって感じ。

 そして運命の出会い笑 1個空けて隣の席がフォロワーだった!笑 ほんとにびっくりした!そんなことってあるのね!!ただただしんどいってことしか知らずおびえていたわたしには、近くの席にお友達がいるのはとてつもなく心強かった。ありがとね!!!(なおそのフォロワーはソワレ公演でも別のフォロワーと奇跡の連番だったそう。運命の糸で結ばれとるな笑)

 

○開演前

 入場したのは30分くらい前。席に着くのがなぜかこわすぎて、とりあえずお手洗いに逃げ込んだ(なぜ)座席に座ってしまったらもうどうにもならない気がして……。入場してる時点で変わらないんですけど。

 劇場内のBGM、波の音でしたね。波のさざめく音。水の音といえば、王家の紋章のBGMもそうだった。あれは海じゃなくてナイル川だけど。どちらも同じ水の音なのに、抱く感情がこんなにも異なるとは……。王家のときは「ついに始まる、くるむくんの初帝劇だ……!!」っていうわくわくだったのに、パライソは「始まってしまう……やめて……始まらないで……」って感じで胃がキリキリしてた。先述の運命の出会いで大分ほぐれましたが!笑

 

○各刀剣男士の印象

 いやーーーーーほんとさぁ!!!!!!ほんと、勘弁しろください!!!!ってなったね、うん。パンフレットだったり各雑誌のインタビューだったりを読んで、鶴丸さんがしんどい物語なんだろうなってのはなんとなく想像がついてはいた。でも、思っていたしんどさと違ったというかなんていうか……上手く言葉にできませんね(諦めるな)なんかこう、わたしが思う「鶴丸さんってこういうとこあるよね!」ってやつがたくさん詰まってて、その要素ってわたしからしたら軒並みしんどいもので。おそらく他の鶴丸推し審神者さんたちも同じことでやられてるんじゃないかと思うんだけど。お、お前、やめろ~~~~!?!?!?って何回思ったことでしょう。まじで、ほんと、ひとりで全部抱えるのやめやがれ……。

 2020のときは、自分にもっと力があれば、もっとこうできればって思ってたと言っていたくるむくん。この1年半、いろんな舞台でたくさんの経験をしてきて、そこで得たものを惜しげもなく全部詰め込んでくれたのかなって感じがした。歌の安定感が段違いだったし、いろんな所作や台詞の抑揚もすごかった。(何回でも思うけど、くるむくんってほんと憑依型って感じよね)ほんとに、たくさんのありがとうを伝えたい。

 

 あなたがいてくれてよかった!!!!!!って心の底から思ったよね。伽羅ちゃんがいてくれたことで、鶴丸さんの思惑を汲んでくれる存在ができて、多少なりともよりどころにはなったんじゃなかろうかと勝手に思ってる。馴れ合うつもりはないのに日向と浦島に押せ押せされてるの非常にかわいかったです。

 

 今回の編成で唯一島原の乱を全く知らなかったのが浦島ってことであってるかな?今回のメインとなる戦を知らない浦島がいたことで、島原の乱に詳しくない審神者がいても一緒に知ることができるっていうね、ありがたや。たださ、原城に籠城した後の結末を知らないが故の無邪気さというか明るさというか、あの兄弟に心を傾けすぎちゃう感じ、やめろ~~~~~!!(頭抱え)ってなりましたね。

 

  • 日向正宗

 再現度高すぎてすごくない???ビジュアルはもちろんそうなんだけど、たまに梶さんの声??って思う瞬間があって、すごいな……って思ってました。豊臣秀吉の孫として担ぎ上げられるわけだけど、あの民衆に囲まれてるところが、なんだかそのまま飲み込まれちゃいそうでちょっと怖かった(伝われ)石橋くん身長しっかりあるのにちゃんと短刀に見えるのどういう仕組みなんだろう、ほんとにすごいなって思いました。

 

 あなたがいてくれてよかった!!!!!!(2回目)いやほんとにいてくれてよかった。豊前豊前でよかった。というのも、松井と豊前に幕府側に潜り込むよう指示するところなんですよね。まだ刀だったころにキリシタンの血を吸った松井に、また同じことをさせるのかって語気強めで豊前鶴丸に言った。おそらく鶴丸さんもそのことはちゃんと分かってて、あえてそうしたんだろうけど、見せないだけでほんとは結構苦しんでるんじゃないかと。そこで豊前が責めてたらほんとにきつかったと思うんだけど、豊前は責めるんじゃなくて「ありがとう」って言うんだよね。この言われたときの鶴丸さんの表情が見えなかったからなんとも言えないんだけど、この言葉は大きかったんじゃないかなって感じました。言わずもがな、松井にとっては頼もしすぎる存在だよね。

 

  • 松井江

 また別ベクトルでしんどい子。いやまあ題材が島原の乱の時点でしんどくないわけがなかった。当たり前だけど松井は戦の結末がどうなるかも全部分かってて、その上で鶴丸さんの作戦をいぶかしんでる?のかな?あまりにもしんどすぎて記憶が飛んじゃってるんだけど、終盤の幕府勢が攻め込んでるところ、あそこつらかった……。よりにもよって兄弟を松井と戦わせるんじゃないよ……やめろよ……。しかも背を向けた瞬間にブッスーされるのほんと、ほんとさぁ……!!!!(語彙力)

 いまこれ書きながら元の持ち主である松井興長について調べたら、「藩主・細川忠利の命により派兵の手配や江戸幕府・他藩との交渉に奔走。一方で原城の戦いでは自ら3,700余りの兵を率いて出陣した。」って出てきて盛大にダメージくらった、むり。


 軽く男士たちについてまとめてみたけどまとまるわけがないので、まだまだしゃべりますね。この先はもう思いついたものを思いついた順番に書いてくので時系列とか無視です。分かりづらいだろうけど許して。

 

○1部について

 まず冒頭の話をしたいんですけど。子どもが二人、紙風船で楽しく遊んでいますね。なんと微笑ましい。それを見守る白髪のおじいちゃん。そして集まってくる村人たち。なんと平和な光景。ここまではよかったのよ。そのあとが問題よ。あんなに平和な世界だったのに、なんで、あんな、おろろん…………。

 で、この「おろろん」って言葉が気になりすぎて調べました。それがこちら↓

・「おろろんおろろん」子供をあやし寝かしつける時の語。(熊本)(おろろんおろろん[方言] | 日本方言大辞典 (japanknowledge.com)

・「おろろんばい」子守唄のことを北九州でいう。「おろろんばい、ころろんばい(ころりと横になって寝よの意)」という歌詞による。ねんねんころり。(おろろんばい | 日本国語大辞典 (japanknowledge.com)
・ ①(声)ウミガラスの鳴く声、②(さま)泣きたい気分になるさま(『日本語オノマトペ辞典』)

 なるほど寝かしつけるのね。もっと見てみたら『島原の子守歌』の歌詞にも出てくるみたいですね。泣きたい気分になるさまも関係あるのかな……?牢に入れられた右衛門作が歌っているときはそれも含んでいるのかも。一番最初のところもなんかもの悲しい感じがしたよね。でもメインは子守歌なんだろうか。子守歌……ふーーーん……ちょっと誰かあの曲の歌詞ください記憶から飛んだ。歌詞見ていろいろ調べたい気持ち。

 ていうかあのおじいちゃん右衛門作さんだったけど、あれはことが全部終わって右衛門作さんが長生きしたころのことで合ってる?

 

 まさか頭でいきなり鶴丸さんの舞が始まると思わなかった。いやあおさくでも最初にいきなり舞いやがりましたけども。ちょっと待ってほしかった、ここですでにキャパオーバー。それであのミュ本丸審神者さんとのあの会話ですよ。しんどいポイントの宝庫。

①蜻蛉さんと村正さんが修行に行ったことを聞いて「あの二人なら大丈夫だ」
 あ、あおさく~~~~~~~!!!!ってなったのは言うまでもない。
②出陣先を教えられるとこ
 「島原です」「…………そういうことか」なんでちょっとフリーズしたの!!!!!!!やめて!!!!!
 「俺以外誰に任せようってんだい?」ここがほんとにしんどかった。自分の強さっていうと語弊がある気がする、なんだろう、本丸内での自分の在り方?に誇りとか確信を持ってる感じ、そういうとこある~~~~(苦悶の表情)
審神者さんに軽口
 あの軽妙な口ぶり好きなんですよねぇ。ミュ鶴さんってちょいちょいべらんめぇ口調というか、歌舞いてるって言うのかな、そういう言い回しするよね。いいと思います。

 で、鶴丸さんが出陣し、部隊の編成も鶴丸さんが考えると決まったあと。ここから先、わたしは鶴丸さんにずっと恐怖を感じていた。クライマックスまでずっと。鶴丸さんらしい明るさとか、おどけてる感じはずっとあるんだけど、水面下でずっとこわいというか、腹の底が読めないのがこわいというか……。あおさくを観たときには持たなかった感情。でもこの感情を持ったことはある。何かなって思ったら、「5Guys Shakespeare Act:1[HAMLET]」ですね!話は全く違うし、人がたくさん亡くなること以外に共通点は見いだせてないけど、このこわさはハムレットを観たときと同じ感じがした。特にハムレットがポローニアスを殺してしまう場面。なんでだろう……。とりあえず円盤を手に入れたとて、1部を気軽に再生できることは絶対にないことは確定していますね。ハムレットを未だに再生できてないってことは、そういうことでしょう?(ハムレットの話になってしまった)

 

 メンバー集めのとこ、豊前鶴丸さんのこと「鶴さん」って呼んでるのがよかったですね~~~。ミュ本丸で「鶴さん」呼びするの今のとこ他にいないもんね?みんな「鶴丸さん」「鶴丸様」「鶴丸殿」あたりだもんね。あとは呼び捨てか。だからなんか新鮮だった。

 梅干し作りの曲、あれが『点灯と消灯』の元の曲だったんだね! すっかり「ここぞというときを見極めて♪」に慣れちゃったからちょっと不思議な気持ちになりました。そこで呼びに来るのが伽羅ちゃんっていうのがね!いいですよね!伽羅ちゃん自身を呼びに行く場面はなく、自動的に隊員として認識されているのが伊達組って感じがしてとても好き。ただ、浦島と日向をフルネームで呼んだだけであんなに驚かれるって、普段そんなに会話しないの?日向くん「大倶利伽羅の目には映ってないのかと思っていたよ!」みたいなこと言ってたよね?まあでも刀剣男士の数が多ければそういうことにもなるのか?馴れ合うつもりはない伽羅ちゃんに馴れ合うつもりでガンガンに行く二人の感じ、とても好きでしたね。

 

 全員集まったところで刀剣乱舞ね! わたしがまず最初に泣いたのがここです。だって『刀剣乱舞』を生で聴くの初めてだったんだもの。今までわたしが現地に行ったことがあるのは歌合だけでした。幕末再演と音曲祭のチケットも取れてたんだけど、情勢によって親に止められてチケトレだったり払い戻しだったりをしたからね。歌合では『刀剣乱舞』の歌唱はなかった。一番最後に流れはしたけど、歌うことはしなかった。だからずっと生で聴いてみたいって思ってた。それがようやく叶ったんだ。泣いた。あとあそこはCメロって言うのかな、「白絹も赤く染め抜いて戦場に降り立つ 俺は戦い抜く刀として生き死ぬまでだ」のところ。誰が歌うんだろうなって思ってたから伊達組だと分かって歓喜した。

 

 ……でさぁ。ここからわたしの情緒がひどいことになっていくんですよね。左手が落ち着かなくて永遠に膝の上と口元喉元を行ったり来たりしてたから、左隣の席だった審神者さん、ほんとすみませんでした……。

 時間遡行軍に襲われて、天草四郎は帰らぬ人となった。山田右衛門作は大将である神の子が倒れたんだからもちろん駆け寄ったし、連れてかえろうとした。これは人間の感覚ではごく普通で当たり前と言えることだと思う。でもそんな右衛門作に対して鶴丸さんは「そいつはもうただの物だ」って言い放つんですよね。これがわたしには衝撃で。たしかに戦闘中だし気は立ってたのかなとは思うけど、この言い方はちょっとびっくりした。あんまり鶴丸さんの台詞として想像できなかったというか、うん……。やめろ~~~~~~~!?って気持ちになりました。

 一旦退くって言ったとき、一応ちゃんと天草四郎の手を組んであげるんだよね。それで、あの十字架……ロザリオって言うんだよね。あれを外して持って行ったの、嫌な予感しかしなかったんだな……。なぜなら、2020のときに販売されたコンビニブロマイドで印刷した中に、あのロザリオを首から提げてる鶴丸さんがいたから……。絶対このあと着けるじゃん……って思ってしんどくなってました。あとあのロザリオを手に持った鶴丸さん、笑顔だったって後から聞いて、もうほんと、ほんと……!!!!これで計画が首尾よく進められるぞっていう笑みですか!!!!なんですか!!!!!!(錯乱)

 そしたらまあ案の定なんだけど、でも首から提げる理由がさ!!天草四郎に成り代わるですって!?ミュ本丸の男士たちはどうしてそんなすぐに芝居を打つの!!!!勘弁して!!!!(生きているはずの人間が死んでいるからです)(うちの本丸の男士もやってたりするのか……???)「四郎……」っていう右衛門作さんの声に「はい!天草四郎です!」ってお返事するの、あそこはライナス(きみはいい人、チャーリー・ブラウン)っぽさを感じましたね。かわいい。こっちの心はガンガン削られるけど。

 そういえば鶴丸さんが寝転がってたのってこの辺だっけ?あおさくのときもやってた、両手は頭で組んで、片足は曲げて片足は伸ばすっていう、いつでも起き上がれる姿勢の寝方。今回も寝てるー!!ってなった。(くるむくん舞台で寝がち)(※語弊)ガバッ!!って起きて「驚いた!今回の任務を説明していなかった!!」って言ってるけど、わたしはその起き上がる勢いに驚いた。腹筋……!!!!鍛えてるんだろうな(ニッコリ)

 

 ここで問題になるのがあの曲ですね。まさか刀ミュ一部で英語歌詞アリのラップを聴くことになろうとは!!笑 「My name is 四郎♪」じゃないのよ!!笑 いやーー、あれはびっくりした、驚いた。ラップ歌ってる鶴丸さん最高にいいと思いますもっとやって。上手側で歌っててあんまり見えなかったから、次の観劇でちゃんとじっくり見たいな。

 

 一揆勢の人数集めに三手に分かれるところなんですが。最初はね、普通に観てたのよ。ああ、頑張ってるなー、みたいな。浦島のところなんか、なんなら微笑ましいなって思いながら観てた。でもここでハッと気づいてしまったのですね。史実では一揆勢は原城に籠城する。それに対して幕府勢は兵糧攻めという作戦をとる。そして追い詰めた結果、皆殺しにする。ってことは、今浦島と楽しそうにしているあの兄弟は……??ここから浦島が兄弟と関わるたびに心臓が痛くなりました。やめてくれ……。

 鶴丸さんの幣を持つところ、あれは回替わりなのかな?違うっぽい?「腹痛ならば 休み給え」笑ってしまった。そうね、腹痛は我慢しない方がいいです笑 ていうかあの幣、石切丸さんに借りてきたんだよね?伽羅ちゃんは鶴丸さんに頼まれてわざわざ一回本丸に戻ったのかな。へぇー……(ニヤニヤ)

 日向が豊臣秀吉の孫として担ぎ上げられたのはびっくりした。それでいいんかい!!って思った。軽率だなとも思った。そこのあんた、秀吉と瓜二つって言ってるけど絶対そんなことないと思うよ。まあでも所詮人間の記憶なんて都合がいいものだもんね。だからこそあの悲劇も起こるわけですが。あそこで民衆に取り囲まれてる日向くんもなんか怖かったな。鶴丸さんのとはまた違うこわさ。鶴丸さんのは彼自身にこわさを感じたけど、日向くんはそうじゃなくて、そのまま連れて行かれてしまいそうなこわさかな。たしか日向の首の高さぐらいの位置に民衆の頭があって、そのまま飲み込まれてしまいそうに感じてこわかったんだな、多分。

 

 天草四郎のふりした鶴丸さんが民衆を率いて歌うとこ。うーーーーーん、しんどい。しんどかった。パライソな……。これはハプニングだと思うけど、幣を持ったまま結構手も動かすじゃない?そのせいで頭に幣がモサッてなっちゃって、髪の毛もモシャッてなっちゃったのがかわいかったですね。これはちゃんと正面からのアングルでちゃんと観たい。

 からの「刀剣男士、やめるかい?」ほんとにそういうのやめてほしい(真顔)声色がいつもと若干違うのも、ほんと、ダメです。無理すぎて座席でのけぞってしまった。配信で観てたら多分椅子から落ちてた。静かな声でそんなこと言うんじゃありません!!!!冗談だって言ってたけど冗談に聞こえなくてこわかったです!!!!!!

 

※ここまで時系列順になるよう頑張ってみたけどそろそろ記憶が怪しいのでごちゃごちゃになります許して。

 

 順調に兄弟と仲良くなっていく浦島がしんどくてしんどかった。わたしの眉間は大変なことになっていましたね。あの海の歌は『海と夕焼け』かな?音曲祭バージョンを聞き慣れちゃったから、ああ、兄ちゃんたちは出てこないんだよなって思ってちょっと寂しくなりました。代わりに浦島がお兄ちゃんポジになって、「兄ちゃんたちはいつもこんな気持ちなのかな」って言うの微笑んでしまった。でもそんな弟みたいな二人に待ち構えている運命ときたら、ほんと、はぁ~~~~~~~……。(浦島って初恋キラーだよなとも思ってしまった)(なんの脈絡もない)

 そんな浦島に伽羅ちゃんが「あまり深入りしすぎるな」って言うじゃないですか。間違いなく別れがつらいからってことで言ってくれてると思うんだけど、その後の鶴丸さんよ。伽羅ちゃんの台詞に被せて「歴史が変わらんか心配しているのさ」って。
なんで被せたの~~~!!なんで別れのこと言わせないの~~~!!!

 劇中で浦島が島原の乱について知る機会って、松井から語られること以外にほとんどない気がして。すべてを知っているはずの鶴丸さんはあまり深く言及しないんだよね。なぜ……?自分たちが天草四郎に成り代わってしまった時点で、味方と言える民衆たちを見殺しにしなくてはならないのは決まっていて、それをすれば浦島が傷つくと分かっていたから?それとも単純に、あらかじめ教えてしまうと計画に支障が出てしまうから?最後の原城が攻め入られるところの「浦島には見せたくないだろ」って釣りに行かせるのにつながる気がしなくもない……。うーん、もうちょっと考えます。

 海藻を採るのは実際にやったことみたいだね。城外に討って出た一揆軍の死体の胃には海藻しかなかったそうな。

 今回の物語で一番しんどかったのはわたし的には鶴丸さんなんだけど、それに匹敵するくらい浦島もしんどかったなぁ……。

 

 はい先生!!(挙手)どうぞもみじさん。鶴丸さんと伽羅ちゃんの夜の海辺のシーン!!!!あそこがしんどかったです!!!分かる~~~~!!!!(謎テンション)
 まず第一に、伊達組の曲ね!この二人で歌うの聞いてみたかったんだ!伊達組でハモると鶴丸さんが上パートなんだね、ニコニコした。ただし歌詞にはニコニコできない。ちゃんと聞き取れてる気がしないから今すぐ歌詞カードがほしい。「退屈な世界」って歌った場所に「いつか行ってみたいな」って言ってませんでした?気のせい?あなた、退屈、え???って気持ちになりました。

 あと伽羅ちゃんが鶴丸さんにかける言葉。「石切丸は全部一人で背負って(その先が思い出せない)」ってやつ。伽羅ちゃんは鶴丸さんがやろうとしてることなんてお見通しなんだろうな。分かった上で、鶴丸さんが抱え込みすぎないように動いてくれているのかな。鶴丸さんが部隊編成に伽羅ちゃんを入れたのはそれを期待してのことだったのかな。妄想がはかどります。やっぱり伊達組好きだなぁ。

 はけ際に鞘置いてけぼり未遂が起きたのは、あれは完全にハプニングだよね!笑 いつものように地面に立てていた刀を持っていこうとしたけど、柄の部分しか持ててなくて、持ち上げたら刀が鞘から抜けちゃったの。そりゃそうだ、刀と鞘は固定されてないもん、ついてくるわけがない。さすがにくる鶴さんもちょっと動揺してたよね。すぐに立て直したけど、内心ヒヤヒヤしてただろうなぁ笑

 

 それはそうと鶴丸さん、ひとりで出てきたと思ったら「そろそろ傷つくころか」の一言だけ残して去っていくのほんとやめて。まじでやめて。やめて……。

 その言葉通り、つらい場面が続きますね。むごい。兄弟の母親は一揆に参加しなかったことで殺された。異教徒だからと寺は焼き討ちに遭った。一揆に参加しない農民と取っ組み合いになった結果、殺してしまった。一度でも人をあやめてしまったら、もうおしまいだと思うんだ。たがが外れてしまう。自分たちはキリシタンで、パライソに行くためには仕方がない。そんな思考だったんだろうか。ひとつのものをまっすぐに信じていられるのはすごいことだけど、盲目的になってしまうのは危険だ。一揆のきっかけはキリシタンの迫害によるものだったのかもしれないけど、自分たちがされたことと近いことを自分たちもしてしまっている。それに気づいていたらまた違ったのかな。気づいたとて、やることは変わらなかったのかも。分からないですね。「黒の中に白もいれば、白の中に黒もいる」そういうことなのかな。

 大義名分を得てそれに基づけば何をしてもいい、免罪符みたいなの、現代にもあるよなとは思った。

 

 幕府軍から「降伏せよ。さもなくば撫斬りだ」って文が届いたとこ。右衛門作は降伏して命をまもろうとした。でも鶴丸さん扮した天草四郎はそれを許さなかった。観劇時はそんなぁ……って気持ちになったんだけど、それが史実なんですね。

 そもそも南蛮絵師だった右衛門作は一揆に積極的ではなかった。一揆勢に人質に取られた妻子を護って、生き延びる手段として一揆に加わったそう。あくまでも「生き延びるため」だから、幕府との内通もしていた。自分と同じように心ならず籠城している者もいて、その人たちのことも救えるように動いていた。でもそのやりとりをしていた矢文が天草四郎に見つかってしまい、牢に入れられた。護るべき妻子はその際に見せしめとして処刑されてしまった。矢文があったおかげで自分は助命され生き延びた。一人だけ。なんとも苦しいお話。

 鶴丸さんは牢に入れられた右衛門作に向かって「長生きしろよ~」って言った。こんなにも残酷な言葉はないんじゃないかとわたしは思った。史実では、その後は松平信綱のもとで絵を描いて暮らしたそう。その絵がまたしんどいので気になる方は調べてみてください。晩年は信綱に許されて帰郷し、83歳で長崎にて眠りについたって説もあるみたい。長生きしたんだね。じゃあ冒頭のあの白髪の右衛門作は、長崎に帰郷したあとの右衛門作だったのかな……。

 あと、あそこの鶴丸さんの問答!あれは全く理解が追いついてない。どういうことだ。もう一回ちゃんと観て台詞を覚えて、それでしっかり考えることにします。

 

 右衛門作が連れて行かれたあとの浦島ね。あれは兄弟のところに行こうとしたのかな。あそこの鶴丸さんの「浦島……だめなんだ」にそれはもう泣いた。無理だった。なにあの声色。何かをぐっとこらえているような声。わたしには少し弱っているようにも感じられた。勘弁してほしい。任務に就く中で、鶴丸さんだってあの兄弟と接触する機会もあったはず。劇中でも会話してるもんね。「変なおっちゃんに石ぶつけた!」「それはそこそこ有名な変なおっちゃんだ!」ってね。少なからず情がわいていてもおかしくないと思うんだ。あれは自分も彼らを助けたいのをぐっとこらえている声だったのかな。どうなんだろう。

 

 わたしはここについてもしゃべりたい。さっきも少し書いたけど、松井と豊前を幕府側に向かわせるところ。期限は島原の乱終結するまで。幕府軍としてこの城に攻め入ってこいと。よりにもよって松井か~~って思いました。やめたれよ……って。でもその後の豊前の言葉になるほどなってなった。そして豊前がこの部隊に編成されていたことに感謝した。どうしたって鶴丸さんに感情移入してしまって苦しかったんだけど、豊前の「ありがとう」でほんとに救われたんだ。少なくともわたしは。豊前は松井のメンタルケア要員として編成に加えたんだろうけど、これを言われるのは想定外だったんじゃなかろうか。分からないけど。江の仲間から「りいだあ」と呼ばれ頼りにされる豊前と、おそらく本丸の古参であり審神者さんからも厚い信頼を寄せられているだろう鶴丸さん。形は違えど、立場は近いものがあると思うんですね。そんな豊前にああやって言われるって、結構大きな出来事だったのではないかという、わたしのご都合主義な個人的解釈でした。

 

 さて、物語は終盤。

 

 幕府からの文を受け取った鶴丸さん。単身、幕府軍に乗り込みにいきますね。「なぜ撫斬りなのか」を問うために。その答えは「後悔」だった。戦は最も良くないことで、これ以上無駄な戦が起こらないようにするためだと。座席の位置的にわたしには見えていなかったんだけど、この答えを聞いている鶴丸さん、瞬きをしていなかったそうですね。はぁ……(語彙力が尽きる様子)松平信綱もまた頭として周りの者を率いる存在。家臣たちには言えないことも山ほどあったことだろう。そんな彼とひとりで抱え込む苦しさを共有した。その事実にわたしは安心した。片や人、片や刀。存在は違うけれど、共有できたってことは、もうひとりではないということ。伽羅ちゃんにもはっきりとは言わなかった苦しさを共有できる相手がいてよかった。(……ひとりで抱え込んでいたってところで、つはものの三日月を思い出したもみじに1000のダメージ)(これだから平安おじじは!!)

 

 そして松井の話。幕府軍に潜り込んで原城に攻め入った松井。松井興長の「あかく染まった刀を忘れるな!」って言葉と豊前の存在によって一つ大きな山を乗り越えられたのかな。でも、あの、なんであそこで兄弟を登場させたのさ……やめてよ……。分かってるじゃん!浦島が二人と仲良くしていること!それなのに……ウゥゥ……。結果として松井は兄弟を手にはかけなかった。けれど、背を向けたその瞬間、別の幕府軍の武士に刺されてしまった。あそこで「目をそらすな!!」って叫んだのは鶴丸さんですか??あれはほんとにトラウマレベルだと思いました。ほんと……はぁ…………。

 

 そんでもってあの忍び!お前いたんか!と思ったら「三日月の手の者だな」……はい!?!?聞いてない急に物部だすのやめて。確かに今回は物部出てこないんだなって思ったけども、その登場の仕方は想定外だった。あと忍びの言葉に対して「しゃらくせぇ」って言う鶴丸さんかっこよくて沸き散らかした。感情の振り幅がひどい。

 あの子は物部になるのね。歴史の中で悲しい役割を背負わされた者を物部にして救うのが三日月のやり方。あの鶴丸さんの叫びが頭から離れない。
「数人救うなら全員救えーーーーー!!!!!!」
 歴史に名が残るような者だけじゃない、島原の乱で皆殺しにされた37,000人だってただの数字ではなくそれぞれの命があった。悲しい役割を背負わされた者“だけ”を救う三日月宗近と、救うならすべてを救いたい鶴丸国永。今後の物語に大きく関わってきそうだなって思いました。もし万が一三日月と鶴丸さんが一緒に出陣することがあったら……死ぬな。

 

 

任務を達成し本丸に帰ってきてからのこと。

 鶴丸さんはやく石切丸さんに幣返してあげなよ笑 「祓ってください、清めてください」じゃないのよ笑

 松井の「い、一緒に、梅干しを、食べないか……!」のところ、告白かな?って思った(やめなさい)だって、男前に話しかけようと頑張ってる子とそれを見守る友人3人って、それでしかないじゃん(違います)

 みんなそろっていただきますをして、梅干しを口に入れる。一斉に顔をゆがめるから酸っぱすぎたのかなって思ったらまさかのしょっぱい笑 平然と食べてなんならおかわりまで要求する伽羅ちゃん、すごすぎる。塩分過多には気をつけるんだよ。

 そして最後、スクリーンがあがって出てきたのは、幕府軍一揆勢が入り乱れて笑顔になっている様子。これがパライソか……と。なんだか爽やかな終わり方だなと思いました。目指していたパライソにみんな行けたのね。物吉くんじゃないけど、笑顔の元に幸運は訪れる。すでに亡くなっている彼らに幸運があるのかは分からないけど、訪れたらいいなって思った。わたしは好きな終わり方でした。

 

 

その他細々したこと!

 パンフレットの茅野さんと浅井さんの対談で「23曲も歌う」って読んで多くない……?って思ってたんだけど、ほんとに多かった。びっくりした。しかも鶴丸さんめっちゃ歌うじゃん。何曲歌ってる??すっごい歌ってる。そりゃあ喉も戦いますわ!蜂蜜とスロートコートティーと吸入器でケアしてゆっくり休めて、お大事にして……。

 主要な歴史上人物が歌うことは今までもあったけど、名もなき者たちが歌うのは珍しい気がした。「すべてを救いたい」と考える鶴丸さんが軸になった物語だから、彼らにも歌が割り振られたのかな。

 松平信綱の家臣二人のコント、あれめちゃくちゃ面白かった~!だれがやってるんだろうって思ったら、伊達さんと白濱さんでしたか!安定のベテランお二人ですね!血が怖いのところ、あれがすごい面白かった。客席も笑い声もれちゃってたもんね笑 飛び出てきた魚、ほんとは舞台袖に投げ込むはずだったんだろうけど、上手くいかず、足下にペタッて落ちちゃって。笑っちゃったよね~笑 このコントがなかったら肩の力を抜く場所がなくてもっとしんどかっただろうな。

 

○まとめ

 開幕に先立って公開された電子チラシには「これが、彼らの日常 これが、彼らの戦い」と書いてあった。観劇後、その言葉が重く響く。審神者になって4年が経った。刀ミュを観るようになってからはちょうど2年が経つけれど、改めてすごい世界を好きになってしまったなと思った。

 

 今回の感想をものすごく簡単に総括すると、「しんどい」になってしまう。いろいろな意味での「しんどい」に。ストーリーの展開が。各刀剣男士の役割・背景が。キャストさんやカンパニーのみなさんの想いが。無事に幕が上がっているということが。一年半越しの観劇だということが。全部しんどい。
 この物語をこの目で観ることができて良かったと、心から思った。

 

 まだ理解の及ばないところも多々あるし、知識も全然足りていない。とりあえず大学図書館島原の乱について詳しく調べてみようと思う。あと「おろろん」について。時間作らなきゃね!!

 

 

 めちゃくちゃ長々と書いてしまった。ここまでで気づいたら13,000字超えてます。論文じゃん。長すぎるので2部の感想は分けて別に書きますね!2部はこんなには長くならないはず!フラグじゃないです!!笑

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

(追記:2部の感想記事はこちら↓)

maple-stage423.hatenablog.jp